首相の常識は、国民平均をどれだけ下回れるか?
麻生首相が、小沢民主党代表の秘書逮捕に関して、
「明らかに違法であったがゆえに逮捕になった」と宣った。
政敵のピンチに乗じたい気持ちは分かるが、
なぜ首相が、こういうことを国会の場で断言できるのか?
全く理解不能。あいた口が塞がらない。
まぁ、そもそも国民主権も全く理解してない様子なので、
今更、驚いてはいけないのかもしれないが。
同日、後にマスメディアの取材に対して、
「(答弁で)逮捕という事実は間違いない、というように
補足をしたと思いますがね。いわゆる推定無罪という原則は
当たり前のことですから」と説明した、とあるが、
これを意味不明と言わずして、何が意味不明かというような
発言である。何も説明してないっての。
冒頭の台詞と180度あべこべな内容じゃないの。
これほどまでに言語操作能力、あるいは抽象概念を
扱う力が欠如した国民は、そうそういないであろう。
自分の無知と過失を謙虚に謝ることの出来ない小人物を首相に
持つ国民は、哀れである。私も一国民として、反省しきりである。
こんな首相を持つに至った責任は重い。