意外な展開

テルーの唄が好きで、一度apple music storeで買おうとしたら、
谷山浩子のものしかなかったのを覚えてる。


僕が欲しかったのは、映画中に流れた、手嶌葵の方の曲。


さて、その手嶌葵が、スタンダードの曲(映画関連)を
集めたCDを出していた。世の中ではとっくに定評がたっている
アルバムらしいが、私はつい先日気が付いた。



The Rose - I love cinemas


ネットで安い中古でも出回ってないかと探したが、(せこい中年親父だ)
特に見当たらなかったので、金曜日の夜、仕事を打っちゃって、勤め帰りに
銀座HMVに買いに出動した。


しかし、ないのだ。在庫がない。


この評判の高いボーカルアルバムが、日本一の繁華街の一番大きい
CDショップにおいてない。(私があまりに時代遅れなのか?!)


当然おっとり屋さんの山野楽器はとっくにしまっている時間。
ビックカメラにはあるかもしれないが、ちょっと前に、この店で
CD買って嫌な思いをしたので、敢えて買いに行く気も起きない。



アムロちゃんのCDを莫大な金かけてプロモートするくらいなら、
もう少し、まじめなアルバムを息長くプロモートして(或いは少なくとも
在庫管理くらいはして)もいいなじゃないかと思ったが。


で、結局、本日都内の別の場所で入手し、自宅で聴いたが、
結論から言うと、お気に入りである。
まぁ、はっきり言って手嶌葵の表現や発音はまだまだまだまだくらいだが、
(若さもあるし、キャリアも短く当たり前)企画や姿勢、選曲、録音は合格。


日本のレコード業界も、がんばって欲しい。